
この記事は、PC用ゲームのSecondlife上で2021年8月23日より開催中(2021/11/10現在終了済み)の期間限定謎解きイベント『カニちゃんをさがせ!SECOND』のプレイレポートです。
開催期間は終了しておりますが、イベント内で出題された問題も紹介しておりますので、ぜひ1度挑戦してみて下さい。
今回の謎解きイベントの舞台と、メタバースと呼ばれる仮想世界について

今回のかにちゃんを探せSECONDは、蟹沢はさみ氏によって8月23日からオンラインゲーム『SECONDLIFE』内で開催されているユーザーイベント。同ジャンルのオンラインゲームであるMeet-Me内で過去に開催された謎解きイベントをリスペクトしているようです。
RPGやアクション要素が強い作品群とは異なり、純粋に謎を解いてストーリーを読み進めることを目的としたオンライン謎解きイベントであり、謎が解けない=死を意味する恐るべきデスゲーム。
覚悟のある方のみセカンドライフのビューワーをダウンロードして、作者様のイベントページから開催場所へワープしましょう。
あらすじ
道に迷ってしまったようだ。
それにしても熱い。夏真っ盛りの今日、道に迷った先で
『電想蟹記』イベントページ(https://kanidesu.hateblo.jp/entry/2021/08/09/185400)より引用
一人の少女に出会った。
話を聞くと、姉が行方不明らしい。
帰り道も分からないので、彼女に協力することにした。
『SECONDLIFE』や『meet-me』に関しては、下記の記事中でどんなゲームなのかちょこっと記載してます。

謎解き力は古よりゲーマーに求められし課題解決能力だ!

早速本題の謎解き攻略へ!と行きたい所ですが、その前にどうでもいい雑談。
普段ゲームで遊んでいると、Wizardryで出題される謎かけや、ゼルダの伝説シリーズで攻略を求められる水の神殿を筆頭とした激ムズダンジョン、早くスライムを倒したいのに1時間以上何の怪物も出ない遺跡を探索させられるドラクエ7、8時間かけてクリアした第1回かにちゃんを探せ!などなど。
難易度の高い低いはあれど、名作ゲームを遊んでいる時にも、先に進むために謎を紐解かなければならない状況に出くわすことは多々ありますよね。
いくらこれまで順調に物語を進めていたとしても、たった一つの謎に足を止められてしまうと冒険はそこで終わってしまうのが謎解きの恐ろしい所。RPGならレベルを上げて物理で殴り、アクションならば試行回数を重ねることで突破出来ても、謎が解けなくて詰んでいる状態は出口の見えないトンネルをただ歩き続けているようなものです。
今回の謎解きイベントも、元々クイズや謎解きが苦手こともあって1問毎に脳が破壊されましたが、全ての問題を解き終わった時には大きな達成感を得ることが出来ました!同じ苦しみをみんなにも味わってほしい!この達成感をみんなにも是非味わってほしいですね!
筆者を例に謎解きが苦手な人の特徴について考察してみる

タイトル回収編。
ひとえに謎解きが苦手と言っても、問題毎に必要になる発想や知識は異なります。
そのため、問題によっては案外あっさり解けちゃうこともあるにはあるのですが、過去に似たような考えを使う問題を解いた経験が無いとなかなか自力では正解に行きつけないんですよね。
下記の特徴は、配信を付けながらイベントを解いてる時の筆者の発言を一部抜粋したものを基にしています。やっぱり問題を解いた経験が少ないことが謎解きが苦手な一番の理由に繋がるんじゃないかな。オペラなんかも観劇する前に基礎知識があった方が楽しめる場合がありますし、数学だって公式を覚えてないと問題が解けませんもの。

もう見ただけでこんなん分からんってことを『理解』しちゃうよね~
アレルギー反応が出ちゃう。

もう絶対この考えが正解よ。
二の矢×
不正解だった時に受ける精神的ダメージが大きすぎて復帰できなくなりがち

紙に何書いとるか分からんなってきたがね
自室を片付けても1週間ほど経てば床から散らかりがち。もっと親の掃除見て

???
クイズに近い出題になると問題を解くために前提知識が必要な場合がある。
戦いの土俵にすら上がれていない。
※ネタバレあり 無謀にも単身で仮想世界の謎解きイベントに乗り込んでみた(攻略1日目)

2021/12/12追記
イベント終了に伴い作者様がブログ上で問題の一覧と解答を併せて下記リンク先で公開されております。画像のすぐ下に解答・解説が記載されているので自分で問題を一通り解いてみたいという場合はご注意ください。

おぼつかないメニュー操作からイベントエリアへワープ。
ブラック蟹ちゃんの等身大パネルをクリックすることでイベント開始用の装備アイテムが入手できます。装備の方法わからんくてここで10分ほどタイムロス。

イベントのために蟹氏が借りたゲーム内の土地には、過去に同氏が実施したユーザーイベントの投稿作品が展示されてました。
幾つか謎解きエリアが分かれているため、本編の謎解き以外にも作りこまれた庭で写真を撮ったり、隠されたアイテムを探して楽しむことが出来ますぞ。

本イベントでは問題と併せて3つのヒントが配布されており、ノーヒントで解くのが難しい場合はヒントを読み進めることで難易度を大幅に緩和することが出来ます。
ということでなんとかイベント開始アイテムを装備して第1問目スタート。
クリックミスで間違ってヒントが書かれたファイルを開いてしまった際に、動物が書かれているというネタバレを目にしてしまったので、ひとまず文字の中に隠れた動物を探すことに。
縦横斜めを問わず抜き出してみると、羊、牛、犬、猿、馬、虎、アリ、蛆、神とか出てくるなぁ。これの共通点って何だろ。そもそも蛆とか神って動物????

動物探す問題に神とか蛆を見出す者おる?と煽りを受けつつもどうにかクリア。この時点で既に45分が経過しております。


そんなこんなで2問目。まずはそれぞれの絵が何について書かれた絵なのかを見ていきましょ。
タコとかこたつとか、ぱっと見で分かるものはあるけど何個か分かんないな~。この鳥居とか何だろう・・・・・そうだ!Googleで似た場所を調べたらいいじゃん!ってことでいざネットサーフィンへ。


ヒントも見つつどうにか単語の抜き出しは終わりましたが、イラストをつなげるの意味を理解するまでに驚くほど時間がかかりました。
制作者様から『推奨レベル以下でボスと戦おうとすると警告してくるシステムメッセージ』並みに協力者を募ることを勧められたので、ひとまず1日目の攻略はここまでにすることに。
※ネタバレあり 協力者を募って仮想世界の謎解きイベントに乗り込んでみた(攻略2日目)

日を改めて、discord上での通話を交えつつ筆者を含めた5人で残りの謎を解いていく。ただそのうち2人は大人気ゲーム『リーグオブレジェンド』をプレイ中のため実質3人での攻略です。
3問目、アルファベットに26文字の文章・・・これはもうよくあるなぞなぞよね~ってことで思いのほかあっさりとクリア。第1回かにちゃんを探せでも似たような解き方の問題があったので、完全に過去の経験が生きたと言っても過言ではないでしょう。

ブラックかにちゃんに導かれて次のエリアへ。問題クリア時に受け取れるアイテムにはワープアイテムも含まれており、右上のメニューから移動することが出来ますぞ。


ワープ後のエリアはやや散らかった室内。唐突に表れた幽霊から問題を受け取り、4~6問目をここで解くことになります。


友の力によってあっさりクリア。多分一人だとこの3問解くまでに丸一日かかってたね~





9問目をクリアするまでにおよそ2時間。普段なら『ほいじゃあそろそろ寝よわいね』と行きたいところですが、終わりが見えてきたので夜更かしを決行。

最後の問題は文字通りこれまでに得た知識と経験を総動員して解く、今回のイベントの集大成のような問題。この先に待つ感動的なフィナーレは君自身の目で確かめてくれ!

紆余曲折あって最後の問題もクリア。クリアタイムは、1日目と合わせて合計4時間以上の特大ボリュームなイベントでした。4問目からは、完全に戦いに付いてこれないチャオズと化していたので協力者が居なければどうなっていたことやら。
しかしながら一人で問題に挑戦した1日目、協力者を募って挑戦した2日目とも、もう一度記憶を消し飛ばして遊びたくなる楽しさ!イベントのリスペクト元のmeet-meで謳われていたキャッチコピーである『ひとりでも、みんなでも楽しい』を文字通り表現したイベントでした。
前述の通り謎解きが人一倍苦手な筆者ですが、謎解きの魅力の一端に触れることが出来たように思えます。この発想、第1回かにちゃんを探せでやったところだ!と閃いた時は問題が解けた時の喜びもひとしおです。
それではかにちゃん、楽しいイベントをありがと~~~~~~!
次回も楽しみにしとるけんね~。